【簡単レシピあり】卵で変わる!クッキーの食感と風味の違い。
「クッキー作りたいけど、レシピによって卵の使い方が違うのはなぜ…?」
「卵黄だけ?全卵?卵白だけ?それぞれどんな違いがあるの?」
今回は、 卵がクッキーの味や食感に与える影響 について、お伝えしていきます。
卵の使い分けをマスターすれば、クッキー作りがもっと楽しくなりますよ!
〇卵の役割
クッキー作りにおいて、卵は主に以下の役割を担っています。
- 生地を繋げる: 卵に含まれる レシチン という成分が、 乳化剤 の役割を果たし、 水分と油分を混ぜ合わせるのを助けます。
- 風味を豊かにする: 卵は、クッキーに コク と風味をプラスします。
- 食感に影響を与える: 卵黄と卵白の割合によって、クッキーの食感が しっとり したり、 サクサク したりします。
〇卵の種類による違い
クッキー作りに使う卵は、 全卵 、 卵黄 、 卵白 の3種類に分けられます。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
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全卵
- 卵黄と卵白を混ぜ合わせたもの。
- バランスの取れた 味と食感に仕上がります。
- 初心者さんでも扱いやすいので、まずは全卵から試してみるのがおすすめです。
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卵黄
- 卵黄だけを使ったクッキーは、 濃厚な味わい と しっとりとした食感 が特徴です。
- コク と 風味を出したい時に最適です。
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卵白
- 卵白だけを使ったクッキーは、 軽い食感 と サクサク感 が特徴です。
- メレンゲ を作ることで、より軽い食感に仕上がります。
〇卵なしクッキー
卵を使わなくても、クッキーを作ることは可能です。
卵なしクッキーは、 固く、歯ごたえのある食感 になります。
バター の風味をより強く感じられるのも特徴です。
〇クッキーとサブレの違い
クッキーとサブレは、どちらも 小麦粉、バター、砂糖 を使った焼き菓子ですが、 食感 と 風味 が異なります。
- クッキー: 一般的に、 サクサク とした軽い食感で、 バターの風味 が強いです。
- サブレ: クッキーよりも 固く、歯ごたえのある食感 で、 バター と 小麦粉 の風味が強いです。
〇レシピ
バタークッキー(全卵使用)
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材料
- 無塩バター:100g
- 粉糖:80g
- 全卵:1個
- 薄力粉:200g
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作り方
- 室温に戻したバターをクリーム状に練り、粉糖を加えて混ぜる。
- 全卵を少しずつ加え、混ぜ合わせる。(卵を常温に戻しておくと分離ににくいです。)
- 薄力粉をふるい入れ、ゴムベラで切るように混ぜる。
- 生地をまとめて冷蔵庫で1時間休ませる。
- 生地を伸ばして型で抜き、170℃のオーブンで15分焼く。
〇まとめ
今回は、 卵がクッキーの味や食感に与える影響 について解説しました。
卵の種類によって、クッキーの 風味 や 食感 が大きく変わることを理解していただけたでしょうか?
ぜひ、色々な卵の配合で、クッキー作りを楽しんでみてくださいね!