チョコレートができるまで：チョコレートの製造工程

焼き菓子Takaのチョコレートクッキーやショコラフィナンシェには、贅沢にヴァローナ社のチョコレートを使用しています。フランスの名門ヴァローナ社が手掛ける高品質なチョコレートは、濃厚で豊かなカカオの風味と滑らかな口どけが特徴です。焼き菓子TAKAでは、その上質なチョコレートを丁寧に取り入れ、素材の味わいを最大限に引き出しています。

チョコレートがどのように作られているか、その製造工程を少しだけご紹介します。

1. カカオ豆の選別

製造の第一歩は、カカオの品質を決定づけるカカオ豆の選別です。原産地の特徴を最大限に活かせるように、産地や農園ごとに厳選したカカオ豆のみを使用しています。

2. 発酵と乾燥

カカオ豆は収穫後、数日間にわたり発酵されます。このプロセスによって、豆の中で風味が引き出され、チョコレート独特の豊かな味わいが形成されます。その後、豆は乾燥され、輸送される準備が整います。

3. ロースト（焙煎）

カカオ豆は、独自の技術で丁寧にローストされます。カカオ豆の種類や産地ごとに異なるロースト方法を用いることで、豆の持つ個性を最大限に引き出しています。ローストは、チョコレートの香りと味わいを左右する重要な工程です。

4. コンチング（練り混ぜ）

ロースト後、カカオ豆は細かく砕かれ、カカオマスを抽出します。このカカオマスに砂糖やミルクパウダー（ミルクチョコレートの場合）を加え、滑らかなテクスチャーになるまで長時間にわたり練り混ぜます。この工程を「コンチング」といいます。

5. テンパリング（温度調整）

チョコレートの製造には、テンパリングと呼ばれる温度調整の工程も欠かせません。この工程では、チョコレートを加熱・冷却し、均一な結晶構造を作り出します。これにより、チョコレートのツヤと口どけが生まれます。

6. 成形と包装

テンパリングが完了したチョコレートは、バーやタブレット、ペーストなど、用途に応じた形に成形され、包装されます。

こうして作られたチョコレートを焼き菓子Takaでは、フィナンシェやクッキーなどに使用しています。製造工程を経て生まれたチョコレートの深い味わいを、ぜひお楽しみください。